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徒然なるままに蜩。
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ペーター(Y社員)に1年ほど前薦められた「フェルマーの最終定理」が、未だに読み終わらない。







17世紀のフランスの数学者、ピエール・ド・フェルマーさんが、とある定理をメモに残した。





定理とは、「どんな数でも絶対そうなるんだぜ」という証明が必ず必要である。らしい。

しかしこのフェルマーさんは、証明は残さなかった。

「俺は証明出来てるけど、メモに収まらないからここには書かないぜ」とだけ書き残して、そして、結局どこにも書かないまま亡くなってしまった。

故に、じゃあ何とかして自分がこの定理を証明してやるぜ!と意気込む数学者たちの4世紀近くに渡る苦悩とか挫折とか栄光とかを綴ったのがこの「フェルマーの最終定理」という物語である。













…うん、なんか、ツッコミたい。


そもそも、どうなん?とか。

フェルマーさん、どうだったん?とか。


まぁ、数学者の皆さんが納得してるならそれでいいんだけど。

あと、私の本題もそこじゃないからいいんだけど。


この本には、フェルマーの最終定理などには挑むべくもない人々の、往年の疑問に対する答えが綴られているのである。

即ち







あんなものを覚えて将来受験以外の何の役に立つんだ、と誰しも一度は考えたことがあるはずである。あるに決まってる。だから言い訳ではない。


そしてその答えは、フェルマーさんが最終定理をメモるよりずっと前、紀元前330年に数学者のエウクレイデス(ユークリッド)さんによって導き出されていた。


以下が、その答えとなるエピソードである。




エウクレイデスさんは、アレクサンドロスで数学の授業をしていた。

ある日のこと、1人の生徒が「今教えて頂いた数学はどんなことに役立つのですか?」と聞いた。

エウクレイデスさんは授業が終わった後、従者に言った。

「あの少年に小銭を与えなさい。彼は学んだことから利を得たいようだからね」

そして少年は退学処分になった。

















…おわかりだろうか。即ち







役に立つとか、立たないとか、そーいう問題ではないそうである。

ただそこに数があるから解くらしいのである。

数学者の根本的なところは、山があるから登る登山家となんら変わりがないっぽいのである。



だから、そんな疑問を抱く我々凡人は、受験のためと割り切って覚えて終わったらスパッと忘れるのが正解なのであろう。



それにしても。


「数学者」って、それと最もかけ離れてそうな立場なのに。


正解があるかどうかもわからない最終定理の解を愚直に求める、とかって、数学者のくせにものすごいロマンチストなんじゃないかなー、と思った。
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