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徒然なるままに蜩。
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「テラフォーマーズ」8巻の冒頭にて。


とあるバーの前に、日本人ボディガード・Aが立っている。
周囲には、彼にフルボッコされた某国のエージェント達が転がっている。

まだ意識があるエージェントの襟首を掴み、尋問をしようとしたAを、同じ日本人ボディーガードのBが止める。

やめろA、そーいうのは俺たちの仕事じゃない

Bの口から出た流暢なロシア語に、エージェントが反応した。
目の端でそれを確認した後、Aは、Bに向かって

「…B、お前その『多国語がしゃべれてスゴい』っていう、『頭の悪い人が考える頭の良い人』みたいなキャラ作りやめろよ」
「キャラじゃねぇよ!仕事で必要だから覚えたの!!」



――とまぁ、その話は一旦忘れていただいて。



とある昼下がりの給湯室にて、我々は即身仏の話題に花を咲かせていた。


OJO「厳しい食事制限とかがあるんだよね?」
あさい「らしいねー。ホントに骨と皮だけ、みたいになっちゃうらしいよ」


説明しておくと、即身仏とは日本版ミイラのこと。
エジプトのように権力者が復活に備えて、ではなく、徳の高いお坊さんが世の平安を祈って自ら仏になる、的な意味合いで作成される。

ネタ元はもちろん、みんな大好き「相棒」である。


あさい「身体が出来上がったら、昔の日本風棺桶みたいな桶に入って土に埋めるのね。そこに空気穴として竹筒を挿して、中の人が鈴を鳴らす。その音が止まったら仏になった合図というわけです。そしたら3年ほど置いて、程よくミイラになったところを掘り出してお祀りするわけだ」

OJO「でもさ、日本じゃ違法じゃないの?」
あさい「うん違法。だから犯罪になると知って尚協力してくれる人を探さないといけないのだよ。で、考えたんだけど」
OJO「何を」
あさい「プロポーズの言葉に『俺の鈴の音を聞いてくれ』ってのはどうだろう」
OJO「重いよ!!


まぁ自分が即身仏になることはまずない、つまりは全く意味も関係もない話であるため、そこそこに切り上げて席に戻る(仕事中)。

…が。

椅子に座った瞬間、フとあることが気になったため、先ほど別れたばかりのOJOに速攻でメッセンジャーを送った。



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To: OJO
From: あさい
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思ったこと。

昼下がりの給湯室で即身仏の話とかしてるから伊藤園にはなれないのではないか。
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ちなみに「伊藤園」とは我々の隠語で、「あまり出会いの機会がない相手と結婚する(=それを成し遂げるだけの女子力を保有している)」という意味である。
何故「伊藤園」なのかは機会があったら説明する。



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To: あさい
From: OJO
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そうだねー
きっとウクライナ情勢についても、伊藤園には遠いだろうなー

しかし、それ以外に何を話せばいいのやら。(いや、話題はあるのだがステキな話題の傾向がわからぬ)
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To: OJO
From: あさい
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うーん

近所のオサレスポットの話題とか
どこそこの店員さんがイケメンとか
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アッ これモテない奴が考えるモテトークだ。
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母から、姉・妹と共にサンウェーブのショールームを見に行かない?とお誘いが来た。
古くなった実家のキッチンをリフォームしたいそうだ。

別に用事もなかったので即効了承メールを返す。…が。

システムキッチンの下見は数ヶ月前にも2度赴いており、今回は3回目である。
高い買い物なので何度も下見をするのは当然だが、その度に特に実家で調理することもない私に声をかけるのはもしかして何かの暗喩だろうか、暗に言いたいことでもあるのだろうか。

そういう時はできれば直接言ってほしいです。> 私信


某食中毒報道のためかいつもより客少なめな某イオンで大胆に昼食を取った後、サンウェーブのショールームへ赴く。
用がないので、今まで入ったことはおろか、存在も認識してなかったが、ショールームって超面白い。


ぐれい「アッ このシンク上部の棚、取っ手引っ張ると棚ごと下に下りてきますよ!」
あさい「キャアアアア!

綾瀬「バスルームのシャワーが超ST☆RISH(スタイリッシュ)だよ!光ってるボタン押すとシャワーが出てダイヤルで温度調整する方式!」
ぐれい「キャアアアア!

あさい「見てください!バスルーム内にテレビが!(ピッ)」
綾瀬「ついたぁあぁあ!」



――前にも書いたかもしれないが、以前ヒザ神ことフルーツポンチの村上さんが「30越えた感想」みたいなのを聞かれて「子供の頃に思ってた大人と違う」と答えていた。


「子供の頃は大人ってハシャがないもんだと思ってたけど、俺今でも全然ハシャいでます。


唐突に思い出して、そして刺さった。俺の心に(by 運動神経悪い芸人)。

ヒザ神は30超えてもハシャいでいるし、同様に我々もハシャいでいる。
大人とか子供とかそんなのは関係なく、ハシャがない人は7歳でもハシャがないし、ハシャぐ人は還暦を越えてもハシャぐし、つまり我々はいつまで経ってもハシャぎ続けるのだろう。
伊勢神宮へ参拝に行った帰り、おかげ横丁にて、母と妹が唐揚げを買うと店に立ち寄った。
その店の名物は、トリ皮を味付けしてカラッと揚げた「とりかわ君」だそうだ。

※ 酒のつまみに最適でした。

と、受け取り口の窓に何か貼り紙がしてあった。


「カラス注意」
唐揚げの食べ歩きには注意してください。
頭の後ろの毛が逆立っているカラスが特に凶暴です。



ほう、と思う。しかし。


あさい「でもさ、カラスが唐揚げって、種類は違えど共食いじゃない?」
母「そうだね(笑)」
綾瀬「大体こんな人の多いとこで、どう狙うと」


今年は式年遷宮の年なので、伊勢神宮もおかげ横丁もいつも以上に人でごった返している。
カラスは頭のいい動物だから、人に捕まるリスクの高い場所で食べ物を狙ったりはしないだろう。おおげさなんだよはっはっは。


と、まぁここまでがフラグである。


唐揚げ屋で「とりかわ君」と「唐揚げ(マヨネーズ味)」を買い求め、綾瀬たんはマヨネーズ味を食べ歩きながら道を戻る。

少し離れた場所にあるため、比較的人通りは少ない。
道の左右に土塀が並んでいる。壁は白く、上に瓦の乗った昔風の塀だ。


――と、背後から羽音がした。


なんだ?と思い音のした方を見ると、瓦の上に、カラスが一羽とまっていた。
歩いている時にはいなかったはずなので、先ほどの羽音は地面から瓦の上に飛び上がった時の音だろう。
頭の後ろをチェックするが、毛は逆立っていない。

あさい(つまり、ヤツはテラフォーマーズで言うところのノーマルタイプということだな)

特に警戒をしていたわけではないが、私はヤツを見ていた。
そしてヤツも間違いなく、私が見ていることを知っていた。のに




ばさ




ごく自然にヤツは土塀から舞い上がり、そのまま妹さんの頭部に着地した。


綾瀬「くぁwせdrftgyふじこlp!?


自分の身に何が起きたか理解出来なかっただろう、木綿を裂くような悲鳴をあげる綾瀬たん。

ヤツは頭と肩に爪をかけ、左後方から妹さんが手に持った唐揚げ(マヨネーズ味)をついばもうとクチバシを伸ばす。
しかし、若干目測が甘かったらしく奪取は失敗、ヤツは再び瓦に戻るとそのままどこかへ飛び去っていった。1回目の失敗で警戒されてしまったためリトライは諦めたのだろう。


あさい「………。」


――以前、「動物のお医者さん」で似たような話を読んだ。ジンギスカンの話だ。

公園でジンギスカンをしてた時、チョビのため皿に置いておいた肉をカラスにさらわれてしまう。
その公園のカラスはジンギスカンのプロであり、毎年花見客から肉を掠め取っては腹を満たしていた。

実際に攻撃してくるのは特に勇気のあるカラスのみ(他はそのカラスから貰う)なのだが、ハムテル達は「ちょろい相手」として目をつけられ、大量のカラスから肉を奪われる羽目になる。




…つまり。
……ヤツは。
………我々を。




あさい「………こないだ『山賊ダイアリー』っていう、猟師さんが描いてる漫画読んだんだけど」
綾瀬「?」
あさい「雑食の割にカラスの肉はそんな不味くないらしいよ。」
綾瀬「た、食べないよ!!」


しかし、冒頭でも書いたとおり奴らは頭のいい種族である。
故に、我々には決して反撃などできないこと、むしろ「いいネタになった」と思ってることなど、まるっとお見通しに違いないのである。
■ 前回のあらすじ
年末ジャンボ当選目当てで金運神社別名新屋山に来た。

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OJO「…普通ですね」
あさい「…意外なことに」


二つ名からして、なんかこう、日光東照宮的なキラキラ☆彡を想像していたのだが。
新屋山神社は、鳥居があって石段があって登ると手水舎があってそう大きくもない本殿があって左右にお稲荷様(だったか?)と大黒様の社があるという、ごくごく普通の神社だった。


OJO「なんかこう、お賽銭パワー(即物理)によってどんどん増築とかあるかと」
あさい「お金が絡むと人は色々やらかしちゃいますからね。でもまぁ、こういう佇まいなのに金運アップご利益!の方が信ぴょう性があるのかもしれない」


本殿は、入口がサッシの扉でできている。
ありがたみは若干失せるが、冬になるとえげつないくらい寒くなるから仕方ないのだろう。

靴を脱ぎ、カララララ…と開けて中に入る。
本殿入って右手は、お守りや御札を売るカウンターがあり、その向こうにいた神主さん…ではなくもっと下っ端っぽいお寺でいう坊主的ポジションと思わしき方に軽く会釈される。

正面には、いつもの鈴がぶら下がっている。
鈴より奥に木の賽銭箱がある。
賽銭箱の手前には薄緑色の平皿があり、皿の上では野口英世殿が数人キャッキャウフフ鎮座していらっしゃった。



OJO「…。」
あさい「…。」



小銭を握りこんだ手をさっとポケットに突っ込む2人。



坊主的ポジションの人「はい、じゃあそこに並んでください」



まごまごしている暇を与えず、坊主的ポジションの人が、棒の先に白いファッサーみたいなのがついてるあれ(なんて名前?)を手に持ってカウンターから出てきた。
並べと言われたので、疑問を挟まず大人しく並ぶジャパニーズな我々。

坊主的ポジションの人は、我々の頭上でファッサーを左右に振り、何事かを唱え、ファッサーを頭の上にぽんぽんと置くと「はい結構です」と言ってそのまま奥へ歩いていった。



OJO「……。」
あさい「……。」



ちらりと見交わしたお互いの目には「有料とかじゃないよね?」と書かれている。
そんな我々の葛藤など知る由もなく、坊主的人物は続いて奥へ進むように促す。ジャパニーズは大人しく後に従う。



坊主的ポジションの人「ではそちらに書かれている手順に従って玉串拝礼を行ってください」



【玉串拝礼】
1. 右手で榊の枝葉の根元を持ち、左手で葉を支えて胸の高さに持つ。
2. 時計回りに90度回して、祈りを込める。
3. 更に時計回りに回して根元を祭壇側に向けて捧げる。



坊主的ポジションの人が示した先には台座があり、上に榊の枝葉が置かれている。
その更に奥側に、榊を捧げる台がある。
そして手前には薄緑色の皿、その皿の上からノーベル物理学賞を受賞した天パの学者先生数名がこちらをご覧になっている。



OJO「………。」
あさい「………。」



「やぁ!野口だよ!」「玉串拝礼だね!作法はわかるのかい?」「わからないなら君でもわかる即物的な作法を示せばいいんじゃないかな…?参拝は気持ちだしね…?」そろそろ幻聴が聞こえ始めた。


拝礼場所から少し下がったカウンター脇には「願い石」が置かれている。
願い事を叶えるわけではなく、何度か石を持ち上げて、その重さの変化によって願い事が叶うかどうかを占う。

もちろん、石の脇には薄緑色の平皿「電信柱が高いのも俺が黄熱病で死んだのも全てお前のせい。」と言わんばかりにこちらを見る天パが。



OJO「……………。」
あさい「……………。」



言うまでもないが、お賽銭は「気持ち」である。
「貧者の一灯」の故事の通り、金額など問題ではなく気持ちがこもっていればそれに勝るものはないのだから、自分が良しと思う金額を示せばいい。が、





ここで小銭を出せるような人間ならそもそもここに来てない。





小市民な我々は、そっと平皿の上に野口先生を置くと、お土産の瓦せんべい(販売もしてる)と富士山羊羹(販売もしてる)をいただいて神社を後にしたのだった。
昨年末、OJOに富士山の麓近くにある「新屋山神社」へ行かないかと誘われた。

新屋山神社には本殿と奥宮があるのだが、奥宮はマジ麓なので、積雪・凍結により来週末には閉まってしまう。
故に今週末がラストチャンスなのだがどうか、と誘われまぁ私も嫌いではないので付き合うことにした。


新屋山神社は、別名金運神社という。


金運アップ、商売繁盛のご利益により、全国のしゃっちょさん、代表取締役、CEOがこぞって訪れるらしい。



あさい「ヤッター!これで我々もロト7キャリーオーバーですな!!」
OJO「今からならむしろ年末ジャンボかしらねウフフ!」
あさい「OJOがあたったら奢ってくださいよ~」
OJO「もちろん!友情にヒビが入らないよう10万円当たったことにして奢るよ!」



当選どころか行く前からハシャぐ我々なのだが、うん、まぁ、もう大人だしなんとなくはわかってる。



例えば、父親の急逝により突然会社社長になったが、まだ会社を継ぐ決心も修行もしていなかったため、当然経営は上手くいかず社員にも顧客にも逃げられ、しかし母親と妻と残った社員たちの励ましと努力により業績は回復、更に数ヶ月後には一部上場に至るかもしれない状況までこぎつけた二代目、とか。


あるいは、大学時代の友人とベンチャー企業を立ち上げ、判断力と人を見る目で実力のある社員を揃えられたものの、その若さと実績のなさによりなかなか出資してくれるスポンサーが見つからず、あわや倒産と思われた時同大学のOBから「内容によっては出資してもいい」という申し入れがあり、全ての力を注ぎ込んだ新商品のプレゼンテーションに赴く前の若きCEO、とか。



そういう「人事は尽くした、後は天命を待つのみ」という人たちが「最後のひと押し」として来る場合にのみ意味があるのであって、我々のような「努力はしないけどお金欲しい。」という人間には何の意味もない、ということはわかってる。



でもまぁ、ご利益は二の次、ということで。
寒さも厳しくなってきた年末に、金運神社またの名を新屋山神社に参拝した。
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